平野のブラシ |カシミヤ用 手植え羽子板型 使ってみた感想 人気ナンバーワン商品の実力

平野のブラシ 羽子板カシミヤ大判ストールにブラッシングする目的で「洋服ブラシ」を色々と使ってみています。本日ご紹介するのは「ブラシの平野 手植え羽子板型」です。 羽子板を連想させるシルエットに5.5cmの白馬毛をふんだんに植毛した贅沢な1品です。 [toc]

カシミヤ用洋服ブラシに求める条件

① カシミヤのケアに適した「馬毛」である

繊細なカシミヤ製品のお手入れには柔らかくコシのある「馬の毛」でできたブラシが最適です。

② 扱いやすい大きさ

主にカシミヤの大判ストールをブラッシングします。190cm×70cmを両面かけますので、効率良くブラッシングできることが求められます。また、しっかりと力をいれてブラッシングする必要がありますので、製品自体の扱いやすさ、握りやすさ、スナップの利かせやすさも大切です。

③ 毛の長さは3.5cm以上

ブラッシングは馬の毛の「コシ」をいかして掻き出すようにブラッシングします。毛の短すぎると「コシ」を生かすことができませんので3.5cm以上は必要であると考えています。 ブラシの平野 羽子板型

平野のブラシ カシミヤ用 手植え羽子板型

サイズ

全長25cm 横幅最大5cm ヘッド13cm

馬毛の質

白馬毛です。馬毛はカシミヤのブラッシングに最適な種類で、バイオリンの弓に使われるなど柔らかい中にもコシがあります。1本の毛の断面はスパっと切ったようなフラットな形状です。

毛の量

ヘッド 13cm×6.5cmの小判型 密度は黒壇よりあり、フサフサです。

植え方

手植えです。職人さんが手作業で植えています。  

使ってみて気になるところ

ブラシの平野 羽子板型

① ブラシの手前側の毛が開き始めています。

平野のブラシは「毛の接地面は直線」です。ブラッシングをするときに横フリするので、左右に毛が広がるのはしっくりきます。それが、手前が広がる・・ということは、私のクセで手前が下がり気味になっている?ということでしょうか。手首が落ちててストールに対して垂直に均等にあててない。ということですよね。 手首が下がり、ブラシの頭が上がる。⇒垂直にあてる 私の今後の課題です。

② ヘッドがカシミヤ大判ストールには小さいかも

ヘッドの長さは13cm。幅は6.5cm。若干コンパクトな印象で190cm×70cmの大判ストールのブラッシングにはいささか小さいと感じています。 逆に、コートを着た状態で羽子板ブラシを肩にあてると<肩の幅>と13cmの長さがしっくりきます。袖も小回りがきいてブラッシングしやすい。この羽子板型はカシミヤのコートに最適なブラシなんじゃないか。と個人的に感じています。  

手の小さな女性にオススメのブラシ

持ち手があることで握りやすく、扱いやすい利点があります。水雷型をうまく握れない手の小さな方はこちらの「羽子板型」がオススメです。コート類もブラッシングしやすいです。 ただ、扱いやすい分ブラッシングする人の「癖」がでやすく力が分散されるというデメリットを感じました。また、ヘッドはややコンパクトなので大型の衣類を効率良くブラッシングしたい。という目的にはさらに大きな「水雷型」の方が適していると思います。

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