【要注意】5月6月は大切な洋服に虫食い穴を開ける原因「カツオブシ虫」が活発に屋外活動しています。

《 カシミヤの虫食い対策極意 》
 家に虫を持ち込まない

クローゼットにしまっておいたセーターを出してみると、虫食いの穴があった。あれ?いつの間に・・。うちには虫なんているはずがない(と信じている)のに何故?

それは カツオブシ虫(固い殻をもった甲類)かイガ(蛾の仲間)という虫の仕業です。

セーターを着る季節には既に成虫になって飛び立ってしまっているので、その姿を見ることはできません。

春には屋外で活発に活動しています。

ご近所の庭先にふと目をやるとカツオブシ虫がいらっしゃいました。(千葉県5月31日 )2mm程度の小さな虫です。

カツオブシ虫
※この次の写真は虫の写真です。
苦手な方は閲覧注意です
かつおぶし虫

成虫(2mm~3mm)は「花の蜜」を主食としていて、 特に白い花が好きだそうです。マーガレットやスノーポールなどは要注意です。

5月頃~6月が産卵期で外で活発に活動が見られます。

カツオブシムシの一生の図
カツオブシムシの一生

孵化した幼虫は獣毛(ウール・カシミヤ)やペットの毛・かつお節などの動物性乾物を食べて大きくなるので、こういった物がある場所に卵を産み付けます・・。

クローゼット・食品庫・掃除していない埃っぽい場所 要注意です。

使いかけの鰹節を密閉容器に保存せず、簡単にテープやクリップで止めていませんか?匂いや鰹節のカスで虫が寄ってきますので、きちんと密閉容器で保管しましょう。

5月6月は衣類の天敵、かつおぶし虫が産卵場所を探しながら活発に活動しています。どうぞご注意くださいませ。