ジョンストンズの紙タグにある3本の羽のようなマークは何?ロイヤルワラント?

この3本の羽を束ねたようなマーク、なんだかご存知ですか?


ロイヤルワラント(英国王室御用達)の証、ウェールズ公の紋章です。

イギリス王室も認める最高品質、老舗ブランド。

ジョンストンズ社は1797年(日本の江戸時代中期)にスコットランドの北東に位置するエルガンで創業した220年以上歴史のある老舗ブランドです。

ブランドマークにあるJohnstons of Elginのelginは地名のことなんですよ。

原毛の厳選から紡績、ウィービング(機織)、ニッティングまで手掛ける、
英国でも珍しい一貫生産工場をもつメーカーです。

ジョンストンズの歴史について詳しくはこちら

ロイヤルワラント(英国王室御用達)とは

イギリスの厳しい品質基準を満たしたお店だけに英国王室メンバーより交付される令状で、製品やお店に紋章を掲げることができます。ロイヤル・ワラントホルダー協会によって管理されます。

よく知っているところで、革靴が人気のTricker’s(トリッカーズ) 長靴が人気のHUNTER(ハンター) おいしい紅茶のTWININGS(トワイニング) など、衣類から食品まで幅広く、1,000以上の商品やサービスに認められているそうです。

ロイヤルワラント トワイニング紅茶

日本も以前は「宮内庁御用達」という制度がありましたが、現在は廃止されているそうで、英国王室には続けてほしいです。

ロイヤルワラントは現在3種類。

 

引用:https://www.royalwarrant.org
左)エリザベス2世紋章 中央)エディンバラ公紋章 右)ウェールズ公紋章

 

交付する人によって紋章(ロイヤルアームス)のデザインは変わります。

ジョンストンズは右のウェールズ公紋章。

ウェールズ公によって5年以上愛用されていることが認定の最低条件になります。

2013年に取得 5年毎に更新

この認定は1度取れればずっと有効・・というものではなく、5年毎に審査・更新があるそうです。

2013年に取得したので、2018年は更新年! 特に何の知らせもありませんので、無事認定通過している。と信じています。

トレンチコートで有名なアクアスキュータムも以前はロイヤルワラント称号を持つメーカーでしたが、現在では外れています。油断はできませんね。

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