カシミヤ対応洋服ブラシ|青山工房 銀座松坂屋「本物を創る職人展」でお話うかがいました。

青山工房は親子2代続く手作り刷毛工房です。先代:青山昭次氏 2代目:青山大輔氏ヘアーブラシ・歯ブラシ・リップブラシ・デスクブラシ、そしてカシミヤ対応の洋服ブラシも手植えで作られています。

埼玉県日高市のふるさと納税に協賛していて、寄付してこのブラシを「返礼品」として貰おうか迷っていました。ネット上でクチコミも探せなかったので、『一度実物を見てみたいなぁ』と思っていたら銀座松屋の催事にいらっしゃるということで、お会いしてきました♪

銀座松屋 本物を創る職人展

「本物を創る職人展」最終日、大輔さん(2代目)が手植えの実演をされていました。話かけたところ、洋服ブラシの作り方やお手入れの方法まで丁寧に教えてくださいました。

青山工房 催事

1本の長い針金を使って、手元にある長い馬毛を「V」にしてひっぱり出して植えるんだそうです。

青山工房催事

↑作業されているのは「柄付きのカシミヤ用ブラシ」です。

毛を植えてから、ハサミで毛の長さを調節するそうです。

青山工房さんのカシミヤ用ブラシの種類

カシミヤ用は4種類あります。

  • 柄付き 7,000円+税
  • 中判(18cm)12,000円+税
  • 大判(22cm)15,000円+税
  • 玄関置き用 3,700円+税

その他商品について詳しくはHPでご確認ください。

こちら↓は大判。

青山工房カシミヤ対応洋服ブラシ

ふるさと納税返礼品の下見のつもりが、実物を手に取った瞬間「買って帰ろ!」と決めてました(汗)もうトキメキが止まらなかったんです(笑)

ちなみに、返礼品としていただくには埼玉県日高市に50,000円寄付するといただけます。

青山工房 ブラシの特徴

カシミヤ用ブラシって白馬毛が多いですが、こちらは茶色の毛を使用しています。茶の中に白のラインが2本。特に色によって”毛の優劣”はない。とのお話でした。

2本ライン。洒落てますね。

全長220mm 幅60mm 毛50mm

で、個人的に感動したのがココ!

緩やかなアーチ

青山工房ブラシの特徴

ブラシの断面は真っ平なカットが多い中、アーチ状にカットされています。横方向にも縦方向にも!

浅草アートブラシさんの新商品がラウンドカットだと聞いていて、実物見に行こうと計画していましたが、先に青山工房さんのところで触れる機会がくるとは・・。

ラウンドカットはクルっクルっとスナップを利かせてブラッシングする上で、合理的だな。と思うわけです。実際に使うのが楽しみです!

大判と中判の違い

大判ストールには「大判」か「中判」で迷うところですね。この2つの違いは長さの違いだけで、幅は同じ(6㎝)です。私のオススメは大判です。

青山ブラシのお手入れ

通常は使用後に手で払う程度

わりと毛質が直毛なので毛の絡まりが少なめだと感じます。手で払う程度で簡単に落ちます。

年に一度、クシ等でやさしく梳く

金クシで、毛先2cmの位置から軽く梳く程度でOKだそうです。根本から梳くと毛がひっかかり、切れ毛の原因となるとのことです。

水洗いはしません。

青山さんのブラシは水洗い不可です。

※ 水洗いについてはメーカーによって可としているとこもありますので、メーカーの指示にしたがってください。

最後に

職人さん・・というと気難しいイメージがありますが、実際は丁寧で親切な対応をしていただけ、気になっていたことを色々と聞けてともて楽しい時間が過ごせました。

青山工房さん以外にもデパートの催事場には色々な刷毛職人さんがいらしています。丁度この日、銀座松屋7階には平野のブラシさんもいらしてました。本物に手で触れて、気になる事は何でも聞いてお買い物するのもいいものですよ♪

貴重なお時間ありがとうございました。

お問い合わせ

青山工房 
http://aoyamakobo.sakura.ne.jp/

HPの実演販売予定が2016年で止まっています(汗)実際は月1ペースぐらいで各地を回っているようです。メールで問い合わせた時に予定を少し教えていただきましたので記します。

2018年 
6/27 – 7/3 横浜 高島屋(7階 家庭用品売り場)
8/8 – 8/14 銀座 松屋(1階 スペース・オブ・ギンザ)
9/15 – 9/30 伊勢神宮 伊勢内宮前(おかげ横丁)

以降の予定は青山工房さんにお問合せください。

 

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