洋服ブラシの「毛の乱れ」を整える方法を教えていただいたので、実践です。
愛用のカシミヤお手入れ用・馬毛ブラシの「毛の開き」が気になる。ということをブラシの平野さんに相談したところ、お手入れについて教えていただきました。
毛の開きが気になるときのお手入れ方法
必要な道具
- 金クシ(金櫛)
- 布巾 または てぬぐい
- ひも
お手入れ方法
- クシをかけホコリや糸くずを取る
- 固く絞ったフキンでぐるっと囲います。
- あとがつかない程度に、やや強めに囲います。
- しばらく置きましてととのえます。
仕上がり確認
しばらく放置して(今回は2日間)布を取り、仕上がりの確認をします。
広がってしまった毛先もイイ感じにまとまりました。
大成功。
道具選び
金クシについて掘り下げます。
金クシはペット用がオススメです。毛をすいてもひっかかりが少なく無理なくホコリ取りをできます。
写真上段は日本製で1本の櫛で目の間隔が細かい「細目」・粗い「太目」とあり、amazon口コミも良い岡野製作所の金櫛中サイズです。
下段は海外製品の金クシです。
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高級両目金櫛 | 大 | 35×194 |
中 | 32×167 | |
小 | 29×154 | |
並両目金櫛 | 小 | 29×154 |
猫用両目金櫛 | 小小 | 20×132 |
平野のブラシ水雷型の根本部分の横幅約5cm、毛先の方が幅7.5cm。中サイズだと1ストロークでブラッシングするには若干小さいです。金クシを細かく動かして使う感じです。
18.5cm たっぷりの長さがあります。
根本にもさしやすいです。
中国製で送料込みで300円以内で購入しました。メッキです。たしかにピンの先はまっすぐではないし、両端も雑な始末ですが想像していたよりいいです。
なんといってもこのデカさがイイ。
×やらない方がいいお手入れ方法
ドライヤーやアイロンでの熱処理
毛自体は熱処理をしてまっすぐすることもありますが、人間の髪の毛と同じで、乾燥し折れやすくなるのでオススメはしません。
水洗い (ブラシの平野)
※メーカーによって水洗いできるかどうかは異なります。
洗うと馬毛が持っている本来のクセがでやすくなるのでオススメはできません。馬毛特有の臭いなどもあります。また冬期は木地の割れも発生することもあります。