毛玉取り器「キリスキ」掃除機に付けて毛玉を吸う!切る!取る!使ってみました。

毛玉取り用品

掃除機に付けて使う「キリスキ」という毛玉を取る道具のレビューです。

購入したきっかけ

仕事がら(中古衣類販売しています)ニットの毛玉と格闘する機会も多く、今まで色々な道具を試してきました。写真左から、電動毛玉取り器・毛玉取りブラシ・ペットの毛用エリケットブラシ

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他にも安全かみそり・スポンジのボソボソ面で毛玉を取るなども有名な方法ですよね。

電動毛玉取り器、安全カミソリ辺りは比較的キレイになるので、気に入っている道具ですが、とにかく時間がかかる!という問題点がありまして・・。

これをどうにか解消できる業務用の道具はないか・・とネットで検索してみつけたのがエヌケーグループ販売株式会社の「キリスキ」です。

かなり以前からある道具のようで、はっきりとした発売時期はわかりませんでしたが、価格.comで2004年の掃除機の口コミをヒントに2004年には確かに販売されていたものと推測されます。今も現役で販売されています。

「スーパーはぼき」って聞いたことありませんか?

掃除機の先端に「ほうき」みたいなアタッチメントで、以前はTVや雑誌で紹介されていました。その「スーパーはぼき」を販売しているメーカーの商品です。掃除機にくっつける道具に特化したメーカーですね。

パーツの確認

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パーツの確認です。

まず、本体がありまして、これを掃除機に突っ込んでつなげるだけです。

ただ、掃除機によっては穴の大きさが合わない物があり、その場合はジョイントカバーという「筒」を本体と掃除機の間にかませて穴の大きさの調節をします。3種類あるのはサイズの違いで、必要なのはどれか1つです。

ほこり取りブラシ

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ほこりだけを吸い込む為のガード・・です。決してブラシではありません。

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これがつけにくい。力を入れてガチっとスライドさせてくっつけます。で、一度つけると取れない・・。30分一人で格闘して、諦め、夫に取ってもらいました。

夫も10分くらいかかりました。グっとひっぱるだけです。ひっぱる部分はプラスチック製なので、あまり力いっぱいやると割れると思います。たぶん、女性や年配の方はムリ。

ホコリを吸い込む目的なら、この「ほこりガード」を使うよりも「布団用の掃除機の先端」ってあるじゃないですか、ノズルっていうんでしょうか?あっちの方が効率的だと思います。

キリスキの仕組み

「掃除機のスイッチがついている辺り」に突っ込んで使います。

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掃除機のスイッチをONにすると、吸引が始まり、その動力で中の歯が回転して毛玉を切断します。

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掃除機を「強」でつけると歯は高速で回転し、「弱」でつけると低速でやさしくカットする。そして、切断された毛玉(ゴミ)は掃除機の中に吸い込まれていく。なんて無駄がない仕組みでしょう。

使える掃除機・使えない掃除機

掃除機、掃除機と言っていますが、すべての掃除機で使えるわけではなく、従来型、キャニスター型といいますか、本体に車輪が付いていて、掃除しながら引っ張って移動させる一般的なタイプが向いています。ルンバやハンディタイプでは使えません。

掃除機に接続

我が家の従来型掃除機はシャープの物を2台所有しています。2台の穴のサイズは違いましたが、どちらも「無色透明な筒」を上下ひっくり返すことでピッタリ使うことができました。

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動かし方

スイッチを入れると、「ブォォォォー」っと風を切る音・掃除機の音がけっこうします。電動毛玉取り器の「ジィ―― チリチリ」なんて音が可愛く感じる程うるさい(笑)。

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少し柔らかい台(アイロン台・大きなクッションの上 等)の上で作業するといいそうです。台に対して水平に押し当てずに動かします。掃除機をかける時よりもスピードは遅い方がいいと思います、引く時よりは押す時に毛玉が切れているようです。

実際やってみました。

失敗してもいいように、捨ててもいいスウェットで挑戦です。
毛玉だらけです。

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ダイヤルで回転スピードを調節できます。おっかなかったので、キリスキのダイヤルは一番弱い「6」、掃除機は「弱」でスタートさせました。何度か往復させてみましたが激しい音のわりにあまりとれません。

色々と調節してみて、スウェットだとキリスキは「3」掃除機は「強」でちょうどいい感じでした。回転スピードの調整と角度やスピードのコツをつかむ必要があります。

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掃除機でゴミを吸い込む時みたいに、2~3回往復させると、毛玉が無くなるのかな?というイメージで作業開始しましたが、20~30回くらい往復させてキレイになる。という感じでした。ここはすごく予想外です。

とはいえ、すごくキレイになります。
子供の毛玉だらけのアクリル製パジャマも結構キレイなります。

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電動毛玉とりで挑戦。キレイになるし、音もキリスキに比べると静か。ただ、スピードではキリスキに多少劣ります。

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毛玉取りブラシは全然毛玉取れません・・。ジャージー素材の毛玉には向かないんでしょうか・・。

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一番早くキレイになるな!と実感できたのがセーターの毛足長めの毛玉です。

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掃除機に引き込んでカットするので、キリスキのガードと歯までの距離が若干遠いのかもしれません。ニットのフワっとした長さのある毛玉が一番効果を実感できます。

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感想

けっこう音が大きいので、当分は「電動毛玉取り器」と「キリスキ」の併用にします。

作業時間は多少短縮でき、劇的に早くなるわけではありません。あとは、掃除機の音の問題があるので作業できる時間帯が昼間に限られる点がデメリットですね。

最後に、説明書のイラストが面白かったのでご紹介します。

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斬新な使い方。こんな使い方はNGですよ!

最後までありがとうございました。