ジョンストンズの定番柄。ブラックウォッチ(Black Watch)タータンとは

タータンは家紋のようなもの

タータン(タータンチェック)は元々スコットランドで氏族などを表す用途があり、現在でも登録制で管理されています。柄を見れば、どの一族かわかる「日本の家紋」に近いものです。 もちろん、今では氏族や位に関係なく、誰でもファッションとして気軽に楽しめるものです。

ジョンストンズのストールは基本的に伝統的なタータンを使用しています。

ブランド別注のストールも「伝統柄の色の違い」や「柄の比率を変えた柄」など「伝統柄のアレンジ」が基本となります。

タータンの7つの分類

タータンは大きく分けると7つに分類され、ブラックウォッチはミリタリータータン(軍隊用)です。

・クランタータン /氏族とその家族
・ロイヤルタータン/王家
・ミリタリータータン/軍隊用
・ディストリクトタータン/地域
・コーポレートタータン 組織や企業コーポレート
・ダンスタータン
・その他のタータン

ブラック ウォッチ(Black Watch) の意味

ジョンストンズのストールでも定番柄「ブラック ウォッチ(Black Watch)」は黒い見張り番という意味があり、ウォッチミリタリータータン軍用の柄です。1729年に出現したハイランド独立連隊(軍警察)の愛称なんだそうです。

ブラックウォッチ柄とは

黒・深緑・濃紺の暗い色彩の織り成す格子模様をブラックウォッチとしています。パープルや白のラインが入ったデザインもブラックウォッチと呼ぶようで、幅の広い柄です。

ジョンストンズ ブランド別注におけるブラックウォッチ

下の写真はジョンストンズRHC別注カシミヤ大判ストールです。

ベースをブラックウォッチに白いラインを配したブラックウォッチ柄です。

こちらはラルフローレンの革小物。こちらもブラックウォッチ

ブラックウォッチと呼ばれる柄は幅が広いですね。

本来はもっと厳密なルールがあると思いますが、現在の日本ではとっても幅広い深緑ベースのチェックをブラックウォッチと呼んでも問題なさそうです。(私見です)