ジョンストンズの選び方①「並行輸入品」「正規輸入品」を理解しよう。


ジョンストンズを購入しようと探している人が、自分に合った1枚を選べるようになるシリーズ記事 第一回目

並行輸入とは?正規品輸入とは?

販売元のブランドと日本の代理店が正式に契約を交わし、日本に輸入したものを「正規品」といいます。

上記以外のルートで日本へ持ち込まれたものを「並行輸入品」 といいます。

『ジョンストンズのカシミヤ大判ストールが欲しいな..』と思い検索してみると、正規定価の62,000円+税で売られている物から、楽天などでは半額以下の24,800円送料無料+ポイント!なんて激安価格で売られている物まで色々な価格で売られています。


同じ色や柄のストールなのに、何故こんなに値段が違うのか?安い物は偽物なのか?と不思議に思ったことはありませんか。

この大きな価格差は「正規品」か「並行品」かによるものです。

ジョンストンズの購入を検討する上で、まず最初に知っておきたい基礎知識がこの2つの言葉「正規品」「並行品」ですので、違いをご紹介します。

正規品(正規輸入品)

正規の販売ブランド 「スコットランドのJohnstons (ジョンストンズ)」と「日本の正規代理店」が正式に契約を交わし、日本へ輸入した品物を「正規品」と呼びます。

《タグ》

日本の代理店を通して輸入された「正規品」には「日本語の品質表示タグ(ケアタグ/洗濯表示)」がつきます。裏面に代理店名、住所などが記載されています。

主な日本代理店:リーミルズエージェンシー/BLBG株式会社/オーロラ株式会社/ 株式会社三越伊勢丹 など


リーミルズエージェンシー 代理店タグ
BLBG株式会社タグ

《販売》

正規輸入された品物は主に下記の正規販売店で販売されます。

・日本オフィシャルサイト

・セレクトショップなど小売店

・百貨店

《値段》

正規定価の62,000+税で販売されます。

中間に代理店が入ることで値段が高くなります。

《メリット》

・正真正銘の本物です。

・日本向けの厳しい検品を通過した品質が高い品です。

・買取査定する立場からみると、中古品を購入するお客様は並行輸入品を避ける傾向にあります。当店で「再販売する際に買い手がつきやすい」という理由から、正規品は並行品よりも高い査定金額を付けることができます。

《デメリット》

新品購入時の値段が定価である。

並行品(並行輸入品)とは

上記の「日本の代理店を通すルート以外」で日本へ持ち込まれたものを「並行輸入品」と呼びます。

・スコットランドでバイヤーが本物を買い付け、日本に輸入した

・友達がファクトリーを訪れ、お土産として本物を買ってきてくれた

・どこかの国でスーパーコピーを作りジョンストンズとして販売した

どれも並行輸入品です。

《タグ》

・英語表記の品質タグです。

《販売》

日本国内に持ち込まれた品物は主に下記の方法で販売されます。

・ネットショップ 楽天 BUYMA

・個人売買 メルカリ ヤフオク

《値段》

自由な価格設定が可能

値段を安くすることができます。

《メリット》

新品を安く購入することができる

《デメリット》

・品質にバラつきがあります

・旧タグデザインの可能性があります。

・偽物を手にする可能性があります。

・買取査定する立場からみると、並行輸入品は買い手がなかなか付かない為、買取価格も低くなります。買取不可とするリユースショップもあります。

また、付属品も少なく、品物の構成自体がとてもシンプルなストールであるジョンストンズの場合 並行品の真贋判定は非常に難しいです。中古になるとなおさら。

まとめ

「正規品」と「並行輸入品」かは「輸入ルートの違い」だけです。

輸入ルートが違うと、信頼度・安心感・中古としての価値が違ってきます。また、偽物は並行品の一部に存在しますので、疑うことは必要です。