いつ仕舞う?カシミヤストールを衣替えするタイミングと上手なしまい方

秋から冬の間、大活躍してくれたであろうジョンストンズのカシミヤストールも気温の高い春夏の間はお休みです。次の出番が来た時、気持ち良く使えるようにしっかりとケアして仕舞いましょう。

仕舞い込むタイミング

カシミヤストールは3月頃には出番がなくなってきます。3月~GWまでの晴れた日がベストタイミングです。

GWを過ぎた頃からカシミヤを食害するカツオブシムシの成虫が活動し始めます。うっかりクローゼットの中に虫を持ち帰えるリスクを避けるためにも、GW前までにキレイに洗って仕舞いこみたいものです。

カシミヤストールの衣替えに必要な道具

  • カシミヤ用の洋服ブラシ
  • 防虫剤
  • 不織布袋(※省略可)

カシミヤのストールに適した防虫剤は?

仕舞い方の手順

収納する前のお手入れがとても重要です。清潔な状態でしまい込みます。

①汚れを落とす(しまい洗い)

冬の間お世話になったストールは仕舞込む前に汚れをキレイにします。汚れ具合、風合いなど検討した上でどうやって汚れを落とすか判断しましょう。

汚れの種類 風合いを損なう可能性 値段
ドライクリーニング 油性汚れ(化粧や皮脂) 70% ※1 1500円~
ウェットクリーニング 水性汚れ(汗やホコリ) 20% ※1 5000円~
ブラッシング あまり汚れていない 5% ※1 0円
手洗い あまり汚れて 50% ※1 300円~

汚れの種類や、風合いを損なう危険性など考慮した上で汚れを落とす方法を決めましょう。

※1. 風合いを損なう可能性は洗う人の技術によるところが多いので、あくまでも当方の感覚としての割合です。データがあるわけではありません。

ジョンストンズブラッシング

 

②陰干しをする

キレイになったストールを湿度の低い日を選んで陰干ししてからしまい込みます。

まずは、クリーニングのビニールから出し、仕上がりを確認します。万が一トラブルがないか表裏細かくチェックします。

カシミアストールのドライクリーニング

カシミヤの場合、クリーニングでのトラブルがとても多いデリケートな素材です。時間が経ってからではクリーニング店にも対応していただけません。必ず戻ってきたらすぐに確認しましょう。

風通しの良い場所に広げて干します。

うちには布団干しがあるので1度に5枚干せて便利です。

椅子やハンガーを上手に使って干します。

③折りたたんで収納

収納する場所にあった大きさに畳みます。ストールはシワになりやすいのでムリに畳んだり、コンパクトにしようとしないでください。

平たく重ねて収納する場合は、下敷きになって潰れないように上の方に重ねて置きます。(うちでは1枚1枚不織布の袋に入れています。)

カシミヤストールの衣替え

④防虫剤をお忘れなく

防虫剤を収納ケースの上部に置きます。防虫成分は空気より重く上から下へながれます。衣類の上部へ置きましょう。

また、複数の薬剤を使うと科学反応を起こし、薬剤が染みだし、シミの原因になります。防虫剤は1種類だけを使うようにしましょう。

カシミヤストール 防虫剤

最後に

しまい込む前に、汚れを落とすことがとても大事です。シミや虫食いの原因になります!しっかりと見極めてケアしてから仕舞いましょう。

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